皆さん、こんにちは!
ベトナム人クルーのフイです。
今回は髙橋康徳社長にお話を聞きました。皆さんぜひ読んでください!1、以前、髙橋社長はテレビ局の報道記者をされていましたが、起業するにあたっての障壁は何でしたか?どのように乗り越えましたか? 一番の障壁は、自分自身の安定を失うという恐怖でした。私はテレビ局記者時代に、年間1千万円ほどの収入を得ていましたが、起業するためにそれを捨てる必要がありました。起業するために安定を捨てるのは大きな障壁でした。

「やっと入ったテレビ局をなぜ辞めるんだ」「安定しているのにもったいない」と周囲からも反対されました。
それをどう乗り越えたかと言うと「9.11のテロ」の取材で出会ったジェシカさんというアメリカ人女性の言葉がきっかけでした。ジェシカさんはテロでご主人を亡くした方でした。彼女は僕に「もし、あなたの人生が今日で終わるとしたら、胸を張って死ねる?」と問いかけてきました。そして、人生の本質とも言える問いを自問した時、損や得を超えて「一度きりの人生を悔いなく生きるために独立しよう」という結論に到達したのです。
(9.11のテロの報道記者時)2、カウテレビジョンの今期目標と、その実現に向けたプランを教えていただけますか? 売上高1億9000万円、粗利益額1億7300万円、人件費が9900万円、経常利益を3610万円残したい。こういう目標を掲げています。
ロードマップとしてはクルーの積み上げた目標の総和をチームの目標とし、チーム目標の総和が全体の目標となっています。一人ひとりのクルーが目の前の仕事に、楽しさとやりがい、自信と誇りを持って取り組むことで結果として目標が達成されると考えています。
一人ひとりのクルーが自分が掲げた目標の達成のために一生懸命頭に汗をかいて、楽しく試行しながら「どうすればお客さんに喜んでもらえるか?」と考えます。
そのために、一人ひとりのクルーの願望を聞き出したり、朝トレで誇りや、やる気、具体的なやり方などを教えています。またクルーを称えたり、応援したり、激励したりすることによって、やる気が上がります。
同時に、協力の大切さを社内に促すことで、「自立と協力」という2本柱を大切にしています。一人ひとりが自立できるように支援したり、願望を掘り下げていきます。誇りを持って働き、結果を出すための自立教育と、仲間に「助けてください」と力を貸してもらう協力の体勢を社内にインストールしていくことで、一人ひとりの掲げた目標が皆の力で達成されていきます。結果として、会社全体の目標が達成されると考えています。
3、社長の具体的な仕事内容について教えてください。大きく3つがあります。
①商品やサービスの仕組みを作ること
②組織を作ること
③教育の仕組みを作ること
その為に毎朝、元吉部長と大滝部長と「どこに課題があるかな? どこが改善できるかな?」と話しています。良い商品を作り、強い組織を作り、それのための良い教育を作ります。
その合間でクルーが成功するためにサポートをします。企画書作成、番組制作、ナレーションなど、全てサポートします。あくまでも主役はクルー。良い番組を作る、良い企画を作るためのサポートするのが私の役割です。
4、仕事の面白さや働き甲斐は何ですか?また、それをどんな時に感じますか? カウテレビジョンのクルーが「この会社に入って良かった」と言ってくれる時です。
「この会社に出会って自分の人生の目的を見つけた」
「人と協力するのが前よりも上手くなった」
「自分の人生のハンドルを自身で握っている」
クルーたちがそう実感してくれている時、一番嬉しいです。
5、今後、カウテレビジョンで挑戦してみたい仕事は何ですか? たくさんあります。一番は海外で挑戦することです。
これから日本の人口が減ってきて、国全体が抱える課題になります。日本は、素晴らしい文化と人材と風土のある国だと思います。商品力や開発能力、技術力、マナー、モラルなど良い国ですが、人口が減るということは国の力が弱くなることを意味します。
今、ベトナムを中心とした東南アジアの国々の人たちとの間で「自立と協力」の体制づくりを行なっています。現時点で日本は自立できていますけれど、その間に周囲の国に貢献しながら、協力の体制を作り、将来にわたって自分達がいろんな国と繋がりながら自分たちの足で立っていけるようにする必要があります。そのためには国を語る前に私は個人として、あるいはカウテレビジョンの社長として、いろんな国と繋がる体制を作らなければなりません。その第一歩がベトナムであり、フイ君と描く未来だと考えています。
6、フイの感想髙橋社長は起業に際して周り人から反対されても、ゼロから自分の会社を作りました。社内には「自立と協力」という2つの柱があります。会社全体の目的や目標を達成するために、クルー全員の自立を支援する実践的な教育があり、お互い助け合っています。日々のクルーの成長を感じます。今後は海外での仕事など、新たな分野にも挑戦するカウではたくさん成長機会があるので入社してよかったと思います。
次回のフイインタビューも皆さん、どうぞ楽しみにしていてください!
カウテレビはリアリティーを重視し、社会に点在する伝わりきれていない価値を発見し
“動画”という手法でどんどん世界に発信していきます。
http://www.douga-4-3000.com/
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