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父からの手紙

投稿日時:2009/06/19

なんだかこんなにいい話の次に僕がブログを書くのが少し気が引けます、元吉です。

この雰囲気を壊すのも躊躇されるし、今週21日は「父の日」ということもあるので、ここは酒盛に乗っかって僕もこの場を借りて父に感謝したいと思います。

4月1日、入社
この日はCOWTVのみならず、多くの企業の入社式。期待と不安、その他にも例えようのない感情が渦巻く中、入社式が始まった。COWTVは僕らを歓迎してくれ、胸に輝く社章も付いた。ここでCOWTVから「粋」な、はからいが。なんと父親からの手紙がCOWTVに届けられていた。高橋が密かに手配していたものだった。

父からの手紙

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就職おめでとう
 賢司が今日、社会人としての第一歩を踏み出せたことをお母さんともども大変喜び、また安堵もしている。小学生の頃から勉強はともかくバスケットボールに励み、中学、高校、大学まで続けられたことは褒めてもいいと思う。大会で勝ったことはあまり記憶にないが、それでもめげずに継続して、バスケを通じて多くの親友を作ったことは勉学だけでは得られない収穫であったと思う。親の目から見れば、賢司はこれまで大きな挫折や失敗を経験したこともなく、ほとんどぬるま湯的な無風状態の中で過ごしてきたように思うが、それだけに今後大きな壁にぶち当たったときにそれを打ち破る心やハングリー精神が培われてきたか、いささか心配な面があるし、それは親の反省点でもある。
 希望していたIT企業に就職できたことは幸運であったが、今日の社会・経済状況の下で、仕事をし、一定の成果をあげていくのは並大抵のことではないと思う。身体を壊しては元も子もないし、また、価値観も多様であってしかるべきだが、若いうちは楽をすることと奢侈は大敵だ。当面は、何も言わずにただ只管に仕事を生きがいにするぐらいの気持ちで取り組んで欲しい。そして余力があれば、何かひとつこれだけは誰にも負けないというスペシャリティを身に付けることができたらすばらしい。親ができなかったことを子に求める類のことかもしれないが、親を乗り越えられない子なら、決して将来への進歩はないし、これまで賢司を育ててきた意味もない。
 お父さんは一地方公務員として職業生活を全うしたが、振り返ってみると平々凡々な人生だったと感じる。これも一人生だが、もっと違う生き方、あるいは異なる世界に生きることもまだ若い賢司なら十分可能だ。賢司自身、社会に巣立つにあたって心に期するものがきっと何かあるはずだが、それを大事に、初心を忘れることなく仕事に社会に向き合っていって欲しいと願っている。
平成21年4月1日

読み返してみると
長々と申し訳ありません。何度読み返してみても本当にありがたい手紙です。普段寡黙な父に、面と向かって学校の話や就職活動の話をしたことがなかったということもあって、この手紙は父の想いがたくさん詰まっている僕の宝です。この手紙を読み返すたびに、僕は入社時の初心にかえることができます。父さんありがとう。

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