【逆取材】王丸友理香×篠原万樹絵
投稿日時:2009/06/30あいにくの雨模様ですが、COWTVオフィスより本日も元気な逆取材を王丸(おうまる)がお届けします!
□■第三弾■□
今日はCOWTVニコニコ笑顔No.1なこの方、篠原万樹絵さんです!

ユリカ(以下―ユ):
今年の3月までフランス留学をされていた万樹絵さん!かっこいいですね。その留学中、万樹絵さんを変える出逢いがあったそうで、その時のお話を聞かせてもらえますか?
万樹絵さん(以下―万):
ホームステイ先のファーザー、"ジャン"ですね。ジャンは仕事をしていなかったので常に家に居て、料理を一緒に作ったり買い物に行ったり...いっつもお喋りしてましたね。
ユ:
お母さんとではなくて"お父さん(=ジャン)"と、仲良しだったんですね。
万:
お母さんは働いてたからね。本当に、自分のお父さんにだったら言えないようなことまで相談したりするくらい仲良しだった。そのジャンがフランスに来て三ヶ月経った時に私に、どうしても一つ言っておきたいことがあるって言って。「全く万樹絵の成長を感じられない」と言われたの。

それはフランス語に関して、ですか?
万:
全部!フランス語も含めて。「高いお金払ってフランスまで来ている意味ないよ、日本に帰ったほうがいいんじゃないか」とも言われたの。初めてそこでケンカをした。
ユ:
ケンカしたんですか!? それは悔しくて?
万:
悔しいのもあったし、でもその悔しさは自分に対してだったのよね。日本語を話せないストレスから日本人とばっかり一緒に居たから・・。でもそのケンカはすごくポジティブなケンカだったのよ。
ユ:
ポジティブなケンカ?
万:
お互いがお互いを思っているケンカだった。言葉を聞く度にジャンの私に対する深い思いに気付いたし、私は自分の中にある不安な思いをぶつけることが出来た。そのことをきっかけに「おやじを見返す為に頑張ってやる!」と決めて、その後は日本人との交流を絶ったの。
ユ:
"おやじを見返す為に"(笑)それまでの三ヶ月間のフランス留学からすっかり生活スタイルを変えたわけですね。
万:
そう、それからは寝ても覚めてもフランス語生活だった。「日本人と話すな!日本人と関わるな!日本の文化を忘れろ!」っていつもジャンが言ってたな(笑)でもそれからぐんぐんフランス語は上達したよ!

ホームシックには一度も掛からなかった。でも帰国してから逆ホームシックになっちゃって。両親以上にフランスの家族のことを考えてる(笑)今も相談事があったら誰よりもジャンに話したいって思うし。またフランスに会いに行きたいし、来て欲しいな。
万:
日本と違ってフランス流の挨拶はみんなブチュブチュしてくるのよね。ジャンが特に激しかったんだけど(笑)でも今は逆にそれが無くて寂しい。

ぜひ、フランス流の挨拶を広めましょう!以前、"雰囲気"を大切にしていると話してくれた、万樹絵さん自身の"雰囲気"が更に一層深まって見えました。ケンカだったり逆ホームシックだったり・・普段の万樹絵さんからは想像出来なかったです。the日本人ではなくなったと言うフレンチな万樹絵さん、今日はありがとうございました!

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