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インターンの感想(RUさん/九州大学2年)

投稿日時:2014/11/27

◇2014年秋季
九州大学2年 RUさん
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カウテレビジョンでのインターンシップを振り返ってみると、熱い気持ちがよみがえり、少し寂しくもなり、まるでひとつの「青春」のような感覚です。ここでインターンを経験できて本当によかったと思っています。
 
 私のインターンの志望動機は正直、曖昧なものでした。同回生がインターンに行き始めているから私も行かなくちゃ。遅れを取りたくない。マスメディアの構造に興味があるから、テレビ局の裏側を見てみたい。そんなぼんやりとしたものでした。インターン初日の前日も、15日間は長いなぁ……上手くやれるだろうか、逃げてしまいたいと、後ろ向きな気持ちで迎えました。
 しかし今は、そこで辞めなかった自分を褒めてあげたいと思うほどです。このインターンは、私が望んでいたよりもずっと大きなものを与えてくれました。学んだことを大きく3つに分けると「テレビ局と社会」のこと、「生きる上での指針」、そして「縁」です。
 
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 まず、「テレビ局と社会」について。カウテレビは「インターネットテレビ局」です。映像という手法は同じでも、インターネットと地上波では仕事の内容が異なります。インターネットには永続性があり、番組を何度も何年間も観ることができます。それゆえに、永く利用されることが可能なもの、ずっと価値が続くものを提供しなければなりません。
 インターン中は、番組ができる始めの段階のインタビュー原稿起こしや、字幕スーパーの作成・貼り付けを担当させて頂きました。永く視聴される番組の実際の土台となるもので、ほとんどそのまま使われます。と、思うととても緊張しました。それと同時に、自分の成果がダイレクトに表れる嬉しさも感じました。最終確認もあるけれど、インターン生にここまで任せてくださることに驚きでした。しかし学生に任せることで生まれるメリットもあるのだと思います。インターン中の日報で読んだ「QAプロジェクトは学生がやることに意味がある」という拓道さんの言葉を思い出しました。学生にとっても分かりやすい表現であれば、ビジネスマンの方々には尚更分かりやすいということです。
 それに加えてインターン生の成長も考えてあるのだと思います。タイピングスキルだけでなく、スーパーの組み方(言葉の区切り方、変換の仕方、表示するタイミング)によって視聴者がどういう印象を受けるか?どう解釈し得るか?どう心を動かせるか?に影響を与えることができる、とも感じました。テレビ番組の見方も変わったし、これは普段の「伝え方(話し方)」にも活かせると思います。
 「モチアップ早朝勉強会」にも参加させて頂きました。ここでは「社会」について考える経験ができました。色んな業種の社長さんや経営者の方とも議論できる非常に貴重な機会でした。
 映像はその人の言葉を、顔を、温度をそのままに伝えてくれます。これからも社会は変わり続けるけれど、映像に写った想いや価値はそのまま残り続けます。モチアップに参加して番組を視聴しただけでも、背中を押される感覚を味わえるし、力を貰えます。テレビ局の可能性を感じました。
 しかし、以前社長とお話した時に「カウの基本理念は『価値を伝える』ことで、『インターネットテレビ』は価値を伝えるための『乗り物』に過ぎない。これからもカウは乗り物を変えても『価値を伝える』ことを最も大事にする」と言われました。今はインターネットテレビという時代に合ったスタイルで価値を伝えているけれど、100年後は100年後で、その時に合ったスタイルで価値を伝えていくとのことでした。「番組」という枠に囚われず本質を見抜いているからこそ、喜ばれる・心動かされるコンテンツを提供できることに繋がっているのだろうと感じました。
 
 
 2つめは、「生きる上での指針」です。私自身の変化では、これが一番大きいかもしれません。迷子でネガティブだった私に色んな生き方を、前向きになる方法を教えてくれました。人間性まで動かしてくれるインターンシップがあるのか!と、勝手に感動していました。
 インターン中に心動かされた言葉はたくさんあります。「苦手だと思っている人を、部分師匠だと捉え直してみる」、「嫌なこと・苦しいことを与えられない人は、不幸な人(=苦い経験・失敗からしか成長は生まれない)」、「お金よりも価値の高いものを、インターンで得ようとすること」、「『偶然』は通り過ぎるけど、『必然』はなるべくしてなった意味のあるもの」など、どれもが心に強く響きました。そしてそのほとんどが「事実は一つ、解釈は無限」という言葉に繋がっていました。この言葉に、インターン中もインターン後も何度も励まされています。
 
 私はもともとネガティブで、人一倍傷つきやすい性格でした。何気ない言葉にもいちいち気にしすぎて大変でした。それを自覚していたため、人には絶対そういう部分を見せたくない、弱みを見せたら負けだと思い、自分自身にさえも嘘をつくように、無理矢理ふたをして目を逸らしていました。
 しかし「事実は一つ、解釈は無限」という言葉を教わって、これを考え方の軸にするようにしました。すると辛いことがあった時、一旦それを「事実」として受け止めて、一瞬はやっぱり落ち込みます。でも「これがあるから成長できる!」「今がチャンスだ!」と一瞬で切り替えられるようにもなりました。自分でも驚きです。それがただの言葉として出会っただけでなく、尚子さんを始めとするクルーの皆さんや、クレドの中、野田ちんさんや香貫花さんの日報・お話の中でもたびたび出てきて、皆さんの想いがこもった言葉だからこそ余計に自分の胸に響いたのだと思います。
 

 最後は、「縁」です。何よりも、クルー・アシスタントの方々、インターンの同期生、カウテレビを通じて出会えた人びとと、その縁に感謝しています。本当に素敵な人びとに出会うことができてよかったと思っています。
 尚子さんには特に日報のフィードバックでお世話になりました。始めは、一学生の書く文章の稚拙さに笑われないだろうか…読まれるの恥ずかしいからそっとしておいてほしい…と思っていたのですが、日が経つにつれて日報の文量も多くなり、尚子さんのフィードバックも熱く、心動かされる言葉も多かったです。日報は自分のためだけでなく「人が読むため」に書くものでもあるので、一日を振り返って考え直すと改めて気づいたことも多くありました。その時は深く考えることができなくても、日報で改めてじっくり考えて、疑問が生まれたら書きました。フィードバックでそれに対する応えが返ってきて、また色々と考えを巡らせるので、書き応えも読み応えもありました。尚子さんの熱いフィードバックに感謝です。
 
 クルーのすべての皆さんと関われたことにも、今更ながら驚きです。皆さん、本当にキラキラしていて、言葉や表情の一つひとつにパワーを感じました。
 カウテレビで出会う人の魅力は、「場力」によるものも大きいと思います。そこに行くたびに、元気になっていました。帰る時は疲れも忘れて自然と笑顔になってしまうくらい、毎日楽しい!と思えました。人は環境を作り、環境は人を作ります。一人ひとりの心構えや行動あってこその良い場ができあがっているのだろうと思います。これからもまたモチアップに参加したいし、私もこの場力を形成する一人になりたいです。
 カウテレビで得た出会いは良い出会いばかりでした。これをインターン期間だけで終わらせたくはないです。クルー・アシスタントの皆さんとも、インターン同期のお2人とも、モチアップで出会った方々との縁も大事にしていけるよう、努力していきたいです。
 
 
 以上に挙げた3つは、カウテレビのインターンで得ることができる「3つのお土産」にリンクしています。こうして振り返ってみると、見事にこの3つのお土産を受け取ることができていました。一生忘れられないお土産です。これからもバンバン使っていきます。
 
 余談ですが、このインターンシップに参加する前に、「起業の聖地」と呼ばれる米シリコンバレーに行き、そこの色んな社長・社員さん達のお話を聞いてきました。そこで口々に言われたのが「日本の企業はもうダメだ」という言葉。「起業率の低い日本。意識も低い。活力もない」とのこと。私もそれを聞いた時は、日本終わったな、と思いました。しかし一方で「本当にそうなのか?日本の企業のことを全く知らず、勝手にダメだと決めつける権利があるのか?」とも思いました。そんな疑問を抱えてモヤモヤしていたうちにこのインターンに出会い、カウテレビジョンを知り、社長室101やモチアップを通じていろんな企業の在り方を知りました。正直、かなり感動しました。「日本にもシリコンバレーがあるじゃないか!」「日本、これからだよ!!」と前向きに社会を捉え直せました。それだけでなく、社会に点在する価値を伝えようとしているカウテレビを真近くで見て、ダメだと諦めて何もしないよりも、出来ると信じて、前を向いて少しでも誰かの背中を押せた方が良いはずです。ほっとくだけじゃダメだ、自分も何か行動を起こしたい!と思いました。それに気づけたこともまたこのインターンに参加できた価値だったと思います。
 
 わずか15日間のシフトのインターンシップで、こんなに自分が変わるとは思いませんでした。クルーとアシスタントの皆さん、インターンの同期生に感謝しています。「社員」と「インターン生」ではなく、「人」と「人」としても密接に関わってくださいました。最高な環境で、最高のお土産をいただくことができたと思います。本当にありがとうございました。カウテレビジョン、大好きです。

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