インターンの感想(KIさん/九州産業大学3年)
投稿日時:2016/03/22◇2015年夏季
九州産業大学3年 KIさん
(※他のインターン生の感想はコチラ)
「就職に少しでも有利になれば」というのが、私のインターンシップに参加する最初の動機でした。それから、キャリアの方に高橋社長のインターンシップ説明会への参加を勧めて頂き、そこで社長のお話をお聞きしてカウテレビジョンへのインターンを決めました。最初の出勤までは、電話での挨拶を間違えたり、約束の時間よりも大幅に前の時間に事前訪問してしまったりと失敗続きで、まだ始まってもいないのにインターンへの参加を決めたことを後悔していました。しかし、この15日間の学びを終えた今、その後悔の気持ちは全くありません。カウへのインターンに参加できたことは自分自身にとって大きな成長に繋がりました。あとは私がインターン期間中に行った仕事が今後も形として残り、カウに少しでも貢献できていれば嬉しいです。
【朝礼】
カウテレビジョンでは、ほぼ毎日朝礼が行われ、カウの理念が綴られた「クレド」の唱和、身の回りへの感謝の共有などを司会の進行の下に行います。クレドの唱和は、カウの在り方や仕事の目的を認識するだけではなく、自分自身の考え方を見直すきっかけになります。このクレドの中で私が特に好きな言葉は「事実は1つ 解釈は無限」です。この言葉は、私の物事に向き合う際に視野を広げること、自分の言葉ひとつひとつに気を付けることの大切さを教えてくれました。日々の生活の中でこの言葉を思い出す機会は本当に多いです。これからもこの言葉は私をずっと支えてくれることでしょう。感謝の共有は、24時間以内に感謝したことを皆さんの前で発表し、そこから考えたことなどを述べ、「今日も1日元気に頑張ります」と締める流れを全員が行います。ここから私が気付いたことは、「明日の感謝で何を言おうかな?」と考えながら1日を過ごしてみると、感謝できることは身の回りにたくさんあるということです。普段当たり前に目にする光景ひとつひとつに感謝すべき事象があります。また、他のクルーの方やインターンの同期の学生から自分への感謝を頂くこともあり、それが自信につながることもありました。そして、司会の進行の下、と先述しましたが、インターン生が司会をすることも可能です。他のインターン生も「司会をしたい!」と意気込む中で自分も司会を志望することで積極性を磨くこともできました。
【社長塾・スケジュールミーティング・ロープレ】
朝礼の時間には、代わりに社長塾やスケジュールミーティング、ロープレが行われることもあります。カウが今どのようなことに取り組んでいるのか、これからどういうことに取り組んでいくのか知ることができ、またその取り組みの経験を通じて社長やクルーの方々から色々なことを教えて頂けます。最初の方はメモを取ることに必死で、お話に全然ついていくことができませんでしたが、回を重ねるに連れてお話を拝聴しながら理解したり、自分の考え方に重ねてみたりする力を身につけていくことができました。
【日報フィードバック】
カウでは1日の終わりにその日のまとめ日報を書き、クルーの方からフィードバックを頂くことができます。それを翌日の朝に他のインターン生とお互いに読み、意見を出し合います。この取り組みでは、それぞれが行った作業や、その時に得た考え方、またそれに対するクルーの方のアドバイスを共有し、自分1人分だけではなく他のインターン生の学びも知ることができます。カウでのインターンで気付いたのですが、私は特にみんなよりもっと多く!もっと早く!もっと良く!という気持ちが強かったようで、他のインターン生という目標を持ちながら自分を高めていくことができました。
【業務】
私は、映像制作、スマホ記事作成を主にさせて頂きました。映像制作は、取材の動画の声を聞き取り、それを文字に起こしてテロップ用に洗練したあと、動画に貼りつける作業をしました。どの作業も最初の方は全然スムーズにできませんでしたが、慣れてくるととても早くできるようになり、楽しく取り組めました。修正が入った箇所がところどころありましたが、自分の作業を経て完成した動画を視聴した時の感動は何物にも形容しがたいものでした。スマホ記事作成はインターン生数人で企業の取り組みをスマホ用の記事に起こし、ホームページに載せる作業をしました。記事を書く際に留意すべきことが多く、クルーの方から何度も修正を頂きましたが、無事にすべて載せることができました。こちらは映像とは違って記事作成者の名前が入るため、インターン中に行った作業を形として残すことができ、本当に嬉しいです。どちらの作業からも自分で目標を設定し、取り組むこと、同じ作業を行うインターン生と協力することの大切さ、また楽しさを学ぶことができました。
【タイピングテスト】
「オザケン」というタイピングソフトを用いて、毎日10回ずつタイピングの練習をし、最終日に卒業をかけてそのテストが行われます。私はタイピングにあまり自信がなく、初日の結果は当たり前ですが散々でした。しかし、これは目に見えて自分の力を測ることができるので、なんとしてでもいい得点が取れるようにとシステムや高得点の基準を研究し、家でも何度も練習しました。ある意味1日にやることの中で一番がむしゃらに取り組んだかもしれません。その甲斐あってか、卒業試験ではなかなかいい結果を残すことができました。最初の目標であったブラインドタッチは少ししか上達できませんでしたが、研究と実践の繰り返しで自分の力は伸ばせることに気づきました。
【モチアップ】
1日の業務とは別に、カウでは早朝にモチアップという勉強会があります。このモチアップにも何度か参加させて頂きましたが、経営者のお話からいろんな考え方を学んだり、また参加者の社会人の方からのそれに対する意見をお聞きしたり、逆に自分の考えを発表したりするのはとてもいい経験になりました。自分の意見を発表するのは苦手だったのですが、モチアップのおかげで克服することができました。今後も機会があれば積極的に参加していく予定です。
【福岡魅力発見インターン】
本来、出社日ではない日に「福岡魅力発見インターン」という関東・関西の学生のインターンシップに特別に参加させて頂きました。「カウテレビジョンの価値とは何か」を1日の取材を通して発見し、それぞれ発表しました。本来であれば5日間しか一緒に学ぶことができなかったインターン生とも再度一緒に協力して作業することができたほか、関東・関西のインターン生による様々な視点からの発表からはとても多くの学びがあり、素晴らしい1日になりました。
関東・関西のインターン生の「カウテレビジョンが価値」という言葉は今でもはっきりと覚えています。
【最後に】
このインターンで、働く感覚や仕事に対する責任感を学ぶことが当初の目標でしたが、今回はそれ以上にとても多くのことを学ぶことができました。毎日ポジティブな空気の中でインターンに取り組んだことにより、日々思った以上に成長を感じることができたほか、自分が持っていた劣等感や一部の苦手を克服することができました。15日間支えてくださったクルーの皆さんや、時に協力し、時に競い合った同期のインターン生には感謝が尽きません。カウでインターンをすることができて本当に良かったです。ここで得た学びが今後の自分の歩みの中で大きな糧となることを確信しています。私をインターンに受け入れてくださって、また、15日間ご指導くださって本当にありがとうございました。これからもカウファミリーの一員としてよろしくお願いします。
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