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人間ドックに学ぶ

投稿日時:2009/10/03

元吉です、こんばんは。COWTVのユニークルール「親孝行ホリデー」に続き、今日はまた別ルールの「人間ドック」を受診してきました。年に1回あるこの人間ドック、僕は生まれて初体験となりました。

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何といっても最大のネックとなったのは胃の内視鏡検査です。口から内視鏡を入れるか、鼻から入れるかの2パターンを選択できるのですが、僕は口から入れ、さらに鎮静剤を打つ選択をしました。待合室で胃内の泡をとるための食塩水のようなものを飲み、次に喉を局所的にマヒさせるゼリーを喉の奥に10分ほど溜め、そして喉にスプレーをして、最後に鎮静剤を打つ、というかなり面倒な手順を踏まなければならないのですが、それでもやはり内視鏡を入れたときには嘔吐反射がおきてしまいました。

と、僕の嘔吐反射の話はどうでもいいのですが、何が素晴らしかったかと言うと看護師さんたちの対応です。毎日何十人(もっと?)の受診者に対して同じ説明をしているはずなのに、絶対に説明を怠ったり面倒くさそうな顔をしたりしません。プロなら当たり前と思うかもしれませんが、やはり受診者が心配していること(僕の場合なら胃カメラ)に対して、どれだけ安心感を与えることができるか、それはもちろん「丁寧な説明をすること」に加えて、受診者に対する「思いやりや気配り」がないとできないことだと思いました。心配していることや不安に思っていることに、どれだけ気付いて行動を起こせるか、という一つのお手本を見た気がしました。

ちなみにクリニック内の廊下には赤い線が引かれていて、ずっと「この線は何だろう」と観察していると、廊下を歩く看護師は、皆その赤い線の内側を歩いていることを発見しました。廊下の真ん中を歩く看護師は誰一人としていないのです。さながらイギリス議会のソードラインのようでした。その線をはみ出て真ん中を歩く看護師を見て、受診者が気を悪くしたりしないように、という配慮からうまれたのでしょうか。「主張しない心配り」、カッコ良かったです。

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