インターンの感想(AIさん/福岡女子大学2年)
投稿日時:2010/04/01◇2010年3月度
福岡女子大学2年 AIさん
(※他のインターン生の感想はコチラ)
■マスコミに興味があった
私は福岡県インターシップ推進協議会のインターシップでカウテレビジョンに応募しました。私はマスコミ業界に興味があったので、200社程はあった一覧の中から、マスコミ関係で自分が興味のある会社を5、6社ピックアップしました。その会社のホームページを検索しました。カウテレビジョンのホームページ、特に社長ブログを読みました。ホームページをみて、漠然と「カウテレビジョンのインターシップ、おもしろそう!」と思ったのが応募のきっかけです。志望業界も就職活動そして社会について無知な学生でした。
■朝礼から始まる1日
カウテレビジョンの一日は掃除と朝礼から始まります。朝礼では、クレドを唱和し、その後一人ひとり前日の感謝を述べます。そして一日の目標を述べ、成功の自分をイメージし、黙想します。挨拶の練習をして、最後にクルー全員と握手をします。朝礼はだいたい40分です。午前中にロケがある日は短縮するものの、毎日忙しい中、最低40分は朝礼です。どんなに忙しくても朝礼はきちんとします。一日の始まりに感謝の気持ちを表現し、またクルーの感謝の気持ちを聞き、とても気持ちよく一日がスタートできます。朝礼の最後にはクルー全員と握手します。目を合わせてがっちりと「よろしくお願いします」と握手します。実際の業務は動画の字幕をつくる作業をさせてもらったり、DVDが不良品でないか調べたり、宛名を書いたりしました。ロケにも同行させて下さいました。私の塾講師での経験を生かし、タカさんの講演を聞きカウテレビジョンのクルーが一貫して共有すべき問題をテストにする仕事を任せてもらえました。カウテレビジョンではそれぞれの学生が持つ特性を生かした仕事をくれます。またカウテレビジョンでは、なにか仕事をする際には全て、仕事の目的をまず教えてくれます。だから私にとってとてもやりがいがありました。
■カウテレビジョンで学べることは・・・
初日にタカさんから「カウテレビジョンのインターシップではテレビ局に入る技術は教えない。しかしどこの企業にも通ずる「輝く人」になるきっかけをここで得ることができる」と言われました。輝く人とは魅力的な人のことです。立ち居振る舞いや、話の聞き方、表情、声のトーンなどが人を引き付ける要素となります。そしてその自分の輝きを自分の言葉で最大限表現できる人です。インターシップが始まったばかりの頃の私は、表情は硬く、声のトーンも暗かった。緊張と不安が私の雰囲気を形成していました。そして自分の考えや気持ちを表現することが苦手でした。苦手というより、自分の考えや気持ちを表現しないことの方がいいことだと思っていました。謙虚で慎み深いことが私の美徳でした。
■自分との闘い
そんな私にタカさんはおっしゃいました。「本当にマスコミ?メディア人が自分の考えを表現しなくてどうする。情報を分かりやすく正確に伝えるのがメディアなのに。自分の考えも表現せずにどうする。」たくさん頂いたアドバイスの中で私にとって一番痛い言葉でした。言われてみれば当たり前のことだけれど、今まで言われたこともなければ、考えるきっかけとなるようなこともありませんでした。インターシップ中、そのような場面がたくさんありました。クルーのみなさんが私に挨拶や表情、振舞い方や声のトーンなどを具体的にこうした方がいい、指摘してくださいました。例えばコーヒーの出し方です。真剣にパソコンに向かって作業しているクルーの方に邪魔をするまいと、スッと何も言わずにコーヒーを私は出しました。すると「そんな何にも言わずに出すより、どうぞでも一言言ったほうがいいよ」と私にアドバイスをくださいました。こんなことも注意を受けなかったら私はできていませんでした。このインターシップは私にとって輝く人になるための、自分との闘いでした。
■インターンを終えて
15日間を終えて、私は別人のように成長できたと思います。クルーのみなさんに表情が良くなった、今日の感謝は感謝の気持ちが表現できていた、などとほめてもらえました。カウテレビジョンは「人の心に火をつけるためのパワーを持つ」会社であると私は実感しました。こんなにも自分の成長のために本気で努力したことはありませんでした。これからもカウテレビジョンでの15日間の熱い本気の気持ちを忘れずに、輝く人になるために努力します。表情と声のトーン、そして相手がわかりやすい説明、この3点を特に意識し、改善したい。就職活動という短い期間のために努力するのではなく、立派な輝く社会人になるために今後も努力します。
いつもわたしに本気でぶつかって、いままで誰からもしてもらえなかったアドバイスをしてくださったタカさん。
いつもお母さんのように優しく気にかけてくださった美紀さん。
万樹江さんの明るくさわやかな笑顔は私の目標です。いつも温かかった万樹絵さん。
俊輔さんの仕事に没頭する姿を見て私ももっと頑張らなきゃと思いました。
いつも作業を丁寧にわかりやすく教えてくれた賢司さん。
毎日がとても忙しい中、インターシップさせていただき本当にありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。

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カウテレビはリアリティーを重視し、社会に点在する伝わりきれていない価値を発見し “動画”という手法でどんどん世界に発信していきます。
