動画広告事例012:カンブリア宮殿ネット版の場合
投稿日時:2011/03/25今回は、人気番組の動画活用事例をお届けします。
村上龍氏が経済界をリードする人たちを取り上げる
「カンブリア宮殿」では、「テレビ」と「ネット」で
動画の活用方法を変えています。
どんな特徴があるかというと・・・
1.テレビでの放送直後に、ネット上でその放送回のトーク部分と次回予告が公開される
2.テレビの未公開シーンもネット上では配信される
3.ネット版では、番組が細分化されていて、視聴者は見たいところだけ選べる
4.ネット版では、アバンタイトル(番組のオープニング前に流れるプロローグ部分)が無い
5.ネット版では、テロップが出ない
6.ネット版では、バックナンバーも蓄積されており、無料視聴できる
以上のような特徴がわかりました。
ご興味のある方はコチラから↓(カンブリア宮殿HP)
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/
■この動画活用から気付くこと
◎テレビとネットそれぞれの強みを活かす
→テレビの一番の強みは、「露出」です。放送するだけで莫大な視聴数を稼ぐことができます。一方でネットの強みは「蓄積」と「視聴者が見たいときに見れる」ということです。テレビほどの露出は期待できないネットですが、この強みでコツコツと視聴数を獲得できます。
◎視聴者の見たい!を促す
→僕の経験談ですが、ネット版カンブリア宮殿を見たとき、若干の物足りなさを感じました。というのも、ネット版にはテロップもなければ、途中のVTRも無いし、アバンタイトルもありません。トークだけでも十分なのですが、やはり編集の手が加わったものを見たい!つまり、テレビ版を見たい!という感情にいたりました。「少しの物足りなさをあえて残す」がテレビへの視聴率にも影響させるのではと感じます。マスメディアとの連動ですね。
著作権の都合上、画像を公開できなくてスミマセン!
(福岡・東京・香港の動画制作カウテレビジョン/元吉賢司)
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