インターン感想(NKさん/九州大学3年)
投稿日時:2011/10/18◇2011年夏期
九州大学3年 NKさん
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■考えた2つのこと
COW-TVでのインターンシップで、大きく分けて2つのことを考えました。それは、仕事をする以前の社会人としての心構えと、仕事そのものについてです。
まず、心構えについて。一番大切なことは、相手の気持ちを考えて行動することだと学びました。仕事は、ただこなせばよいのではなく、相手が望んでいることは何かを考えることから始まるということを教えていただきました。お客さんがいてはじめて成り立つのが仕事なので、この姿勢はどこに行っても通用するものだと思います。お茶やメールなどの細かいことを疎かにしないからお客さんとの信頼関係ができていくのだと感じました。動画を作る時にも、「このくらいでいい」という妥協がなく、常に全力で相手の期待を超えるものを作ろうとされていました。仕事について専門的なことは分からない部分もありましたが、どういう気持ちで取り組めばよいのかという姿勢は確かに教えていただきました。
仕事とはどういうものなのかを考える機会にもなりました。任されたのは単純な作業だったかもしれません。しかし、その中にも、お客さんがこれを見てどのように感じるのだろうか、視聴者の方によりわかりやすく伝えるにはどのような言葉遣いにすればよいかなど、考えながらする作業は、とても楽しいものでした。5,6分の動画ができるまでにどれだけの時間と人の力がそこに注がれているのか、はじめて知りました。そのことを話した時、ある人は、そんな割に合わない仕事はしたくないと言っていましたが、私は全く逆のことを思いました。それだけ全力で取り組める仕事ができるということは幸せなことであり、その過程にある単純な作業でさえ、ゴールにある喜びを考えれば意味のある素晴らしい仕事に思えました。仕事の奥深さを教えられた気がしました。どんな仕事をするかを考えることはもちろん大切ですが、与えられた仕事の中にどんなやりがいを見つけるかということも重要だと感じました。
■責任も大きかった
楽しい半面、責任も大きいということも学びました。締切が決まっていて、それまでにいろいろな工程を経て出来上がっていく動画は、綿密な計画を立てていなければ、そしてそれを共有できていなければ、仕事が成り立ちません。そのために、スケジュール管理やミーティングが徹底されていました。職種によっては例外もあるかもしれませんが、仕事はチームでするものです。他人の意見を聞いて、さまざまな角度から検討していくことでより良い仕事ができる一方で、一人ひとりが自覚を持って取り組まなければチーム全体が崩れてしまいます。その意味で、チームにおける責任は重いと感じました。そのことは、クルーの方々を見ていて感じただけでなく、自らの経験の中でも実感を得られました。それは、インターン生でディスカッションをしたときのこと。各々の意見を限られた時間の中でまとめるという作業は、想像以上に難しいものでした。しかし、与えられた時間は短かったものの、話をまとめる人、記録をする人、鋭い指摘をする人など、それぞれの役割があり、個性の生きたチームワークが発揮できていたように思います。力を合わせることの難しさと可能性の両方を肌で感じることのできた、有意義な体験でした。
仕事にしても、ディスカッションにしても、それが成功するのは、少しでも良いものにしよう、期待を超えるものにしようという執念があったからだと思います。執念というのは、今回のインターンシップにおけるキーワードの一つでした。執念を持って仕事をする、目標を達成するという執念を持つなど、様々なところでこの言葉が出てきたように思います。仕事における執念は、撮影の場合であれば、良い映像を撮ろうとすることであったり、編集の段階ではBGMへのこだわりや、ナレーションを何度も読み直しておられたところから感じました。会社全体を良くしていこうという姿勢は、朝礼があることや、「絶対達成できる目標シート」をクルーの方全員が記入しておられるところから感じられました。明確なビジョンがあることがその執念を生んでいると思います。クルーの方全員が、良い動画を作って多くの人に届けたい、人を元気にしたいという想いを持ち、ベクトルが同じ方向を向いているからこそ、良いコンテンツが生み出され、お客様にも視聴者の方にも満足していただけるのだろうと思いました。私も、将来そんなチームで仕事をしたいと心から思います。
実際に始まる前までは、ただ仕事を体験するだけだと思っていましたが、終わってみて考えると、仕事内容そのものより、仕事をする姿勢や、社会人としての自覚を育てていただいたように思います。それが可能だったのは、クルーの方が私たちを一人の大人として扱い、真剣に向き合ってくださったからだと思います。就職活動や、実際に働く前にそれを知ることができてよかったです。このインターンシップで学んだこと、感じたこと、インターン生やクルーの方のこと、そして何より、今持っている「何かやるぞ」という気持ちを忘れずにこれから過ごしていきます。多くの大切なことを教えてくださったすべての方に感謝します。ありがとうございました。
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