インターン感想(KAさん/久留米大学2年)
投稿日時:2012/04/12◇2012年春季
久留米大学2年 KAさん
(※他のインターン生の感想はコチラ)
■きっかけ
インターンシップに参加する。そう決めたのは本当に偶然でした。大学でインターンシップの張り紙を見つけ、面白そうだし、いい経験になりそうだからと思ったのもあったのですが、一番は将来のことについても、普段の生活においても、何かだらだらしていた自分の気を引き締める、喝を入れるきっかけになればいいなと考え、参加したのがきっかけでした。そのため希望企業を選ぶ際も、実際に自分が将来就きたい仕事に近い仕事を体験しようということで、カウテレビジョンへのインターンシップを希望させていただきました。
■インターンシップの日々
インターンシップが始まり、最初のころは慣れない早起きと電車での通勤や仕事の連続で緊張と不安で頭がいっぱいでした。インターンシップをする前は、「怖い社長がいて、朝礼はこんな風に厳粛に行われていて・・・。」など頭の中でいろいろなイメージを抱いていましたが、実際は社長も優しい方で、朝礼も毎日自分の感謝したい出来事を述べる「今日の感謝」があったり、皆で大声を出して行う「気合い入れ」があったりと、とても和やかな雰囲気で行えました。また仕事に関しても動画配信に関わる仕事だけでなく、勉強会を開いていたり、就職活動用の名刺を販売していたりと、実際に仕事をされている姿を見るまでに自分が抱いていた、会社・仕事のイメージとは違うことばかりで、こんな仕事もされているのかと、驚かされることばかりでした。インターンシップ期間中に、私たちも動画の編集の作業を行ったり、実際に社長室101のインタビューの撮影の現場に立ち会わせていただくことができました。
まず撮影ですが、これも自分が想像していたものとは大きく違っていました。それまでは対談型のインタビューの撮影は、毎回決まった質問があって、次はこの話を・・といったように進め、短時間で撮っていくものだと思っていたのですが、実際はきちんとしたヒアリングを行い、その時に出た話を深く掘りこんで取材して、インタビューの構成を立てていくという方法をされていて、30分弱の映像でも、実際はその3倍以上もの時間が掛けられているということを初めて知りました。そして、ヒアリングから実際のインタビューに移る時の独特の緊張感も現場に立ち会い、実際に味わうことができたのもとてもいい経験でした。また、公開される映像では見ることのできないカメラマンの動きなども間近で見ることができ、こんな風に撮るのか。と関心の連続でした。
また、インターンシップ期間中は河村家具の河村社長とリトル・ママの森社長のインタビューの編集の作業に携わらせていただきました。特に森社長のインタビューの編集は実際に取材に立ち会い、編集の作業も自分一人で任せてもらったので、よりよいものを作ろうと毎回強く心掛けていたのですが、長時間パソコンに向かっての文字起こしやスーパー入れの作業はとても根気がいり、集中力を持続させるのが大変でした。しかし、それを乗り越えて自分の手がけた映像が段々と完成に近づいていく様子を見る喜びは一入でした。
■インターンシップで学んだこと
インターンシップ期間中には様々な気付きや発見、学んだことが数多くありました。まずその一つに日々の感謝があります。カウテレビジョンでは朝礼時に一人一人、日々感謝したことを述べ合うのですが、インターンシップの最初の頃は「何か話すことを見つけなきゃ。」と焦ってばかりいました。しかし日数が経過していくと、感謝できるものが自然と浮かんでくるようになりました。それは、親への感謝だったり、清掃のおばちゃんへの感謝だったり、気候に関してのことだったりと様々でしたが、明らかにインターンシップをする前には感謝の思いに気づくことができなかった事ばかりでした。そのことに気づけるようになったのもカウテレビジョンでインターンシップを行うことができたからだと思います。
また、カウテレビジョンでのインターンシップ期間中は色々な仕事を学ぶだけでなく、自分自身や自分の夢についても見つめ直す機会にもなりました。自分の将来就きたい職業について改めて、どんなイメージを抱いているか。ということから、なぜ。何の(誰の)ためになりたいのか。というところまで話す機会があったり、拓道さんに私が設定した目標が自分本位な目標でしかない。というご指摘をいただいたりと、今までの自分の頭の中で描いていたことを改めて見つめなおしたり、曖昧にしていたことに向き合うことができました。そして、クルーの皆さんには、人生の先輩として仕事に就くということに対して色々な教えもいただきました。その中でも特に印象に残っているのは三つの器の話です。これは、カウテレビジョンでよくいわれている理念のことなのですが、三つの重なった器があり、その中の一番大きな器がカウテレビジョン。中ぐらいの器がカウテレビジョンに仕事を依頼する企業。そして、真ん中の一番小さな器を視聴者と考えたとき、もし中心から水を注ぐと小→中→大という風に満たされていく。利益の流れもそれと同じで、視聴者や依頼した会社である他者が満足しないと自分達にも満足した結果は返ってこない。という考え方で、目標設定の時にその目標が自分目線でしかないと指摘された私は、その考え方が自分の目標設定にも必要なことじゃないかなと感じました。自分のスキルアップなどのために目標を立てても、それだけだとなかなか目標達成しにくい。しかし、そこに「誰か(何か)のために」ということも盛り込めば、その目標もより一層達成しやすくなるという考え方もこのインターンシップ期間中に培うことができました。
そして、相手に自分の言葉を使って情報や気持ちを伝えることの難しさも改めて学びました。毎日日報を書いて、後から見直してみると、詳しく書かれていないために他の人が見るとあまり内容が伝わらない文章があったり、少し言い回しすぎて難しい文章になっていたりと、頭の中で書きたいことは浮かんでいるのだけど、それを実際に書いて伝えようとすると上手く伝えられないことがよくありました。また、文章の要らない部分を見極め、省いたり、言い変えなければいけない所を変えたりという、簡潔に分かりやすいスーパーを作る、スーパー作成の作業ではシンプルで分かりやすい文章を書くということの大切さを教わった気がします。これから文章を書く上で、今まで以上に気をつけていこうと思わせてくれた経験でした。
また、明確な目標を設定することの大切さを学んだのも、カウテレビジョンでのインターシップでした。今までは課題であったり、やりたいことであっても具体的な期日や期限を設定せずに、「この日までにやればいいか。」だったり、「今日やろう」ということが多くあり、結局グダグダになることが多々あったのですが、インターンシップをしていて、「この日までにやろう。」より、「何時までにどこまで終わらせる。」という具体的な目標設定をすることが目標達成にはとても大事なことだと教えられました。この先、海外旅行などもしたいと考えているので、このことを頭に入れておきながら、しっかりした目標や計画を立て、しっかり余裕を持って実行していきたいです。
■インターンシップを終えて
インターンシップを終えて正直なところ、他の学生やクルーの皆さんの話を聞いて焦りも生まれました。しかしそれ以上に安心感も生まれました。改めて自分の好きなことを仕事にするということは難しいと知りましたが、社長室101の取材の際に、森社長がおっしゃった「夢は見続けた人しか叶わない。だから夢を見続けてください。」という言葉通り、まずは夢を見続けることが大事だと知りましたし、自分の目指すきっかけや本当にしたいことであるかということを考えてみて、やっぱりこの将来の選択は間違っていないと思うことができました。
そして、なによりこの期間ではこれからの大学生活を送る上での大きなヒントも得ることができました。インターンシップ15日間。最初は長いなと思っていましたが、実際に終えてみると本当にあっという間で、だけど普段過ごす15日間とは比べ物にならないくらいの密な時間を過ごすことができました。今は本当にカウテレビジョンでインターンシップをすることができてよかったと思っています。
■最後に
最後になりましたが、期間中いろいろなところでお世話になった、高橋社長をはじめとするクルーの皆さん。毎日お互いに切磋琢磨し合いながら過ごしたあかりん、しぶちゃん。そして様々な気づきを与えてくださったリトル・ママの森社長や他の企業の皆さんに感謝したいと思います。本当にありがとうございました。
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